Se connecterアントリュウスがアポロンに相談した。
「一度、ゼウスに会ってみたいんだ!そちらが、やろうとしてる事は止めないけど、黄金の翼の国とフローラの国には、一切手出しをしない事を相談したい!」
「わかった、ゼウスに伝えよう」
「それとアルテミスのお父さんだったら一度会って挨拶しておきたいんだ」
アルテミスがアントリュウスに言った。
「お父さんと言っても普通の親子関係だと思わないで」
「ゼウスの噂は、耳に入ってくるけど一度会っておきたいのよ」
「ゼウスは、自分の子供でも強ければ自分の子供、弱ければ捨てるわ!自分の実の息子でなくても強くて従う神であれば息子と呼ぶわ」
「でも、伝言よりも直接会って話したほうがいいかも」
アルテミスが心配そうな顔をした。
アントリュウスがアルテミスの顔を見て
「アルテミスが、この国へ移る事も言いたいし、アポロン、ゼウスに伝えてよ」
「わかった、伝えよう」
アポロンが神殿の周りをキョロキョロと見渡していた。
アルテミスが「アポロンどうしたの?ここの部屋の作りアルテミス神殿に似てるでしょ」
「ああ!素敵な作りだ」
アントリュウスが「ねぇ!アポロン、せっかくきたんだからゆっくりしていったら」
「そうか、そこまで言ってくれるなら、二三日ここで泊まらせもらおうかな」
アントリュウスは、社交辞令的に言っただけで、そこまでとは言ってないんだけど偵察したいのかな!?
「アントリュウス!国が出来たんだから建国記念日とかお祭りは、しないのか?」
「ええ〜!そんな事するの楽しそう!」
「是非やろう!私の国からもお祝いをしよう」
アポロンと従者を豪華な客室に案内しもてなすことになった。
アントリュウスがアルテミスに「アポロンっていい神だよね!さすがアルテミスの弟ね」
「そうかしら!キョロキョロ色々見てたし、建国記念日なんて言ってたから、フローラが来るのを期待してるんじゃない」
アルテミスは、アポロンの性格を知り尽くしていた。
「まだ、フローラとお見合いを諦めてないの?」
「アポロン!貴女の顔をチラチラ見てたわよ!貴女の顔を見てフローラを思い出してるのよ」
「アルテミス!どうしよう」
アポロンは4日ほど滞在してくつろいでいた。
アルテミスがアポロンに
「貴方!ゼウスに報告にいかなくていいの?」
「そうだな!そろそろ行くか!」
「大丈夫なの!ゼウスがここに攻めて来ないでしょうね」
「まず、来ないだろ、この国と戦うことになれば天界の果ての全部の神と原初の神パネース様まで敵に回すことになる」
「貴方!だから気楽に楽しんでるのね」
「ああ、ゼウスの領土にいるときは、気が抜けないからな」
「貴方も、この国に移住してきたら?アントリュウスも協力して今より大きくて自由な国が作れるわよ」
「そうしたい気持ちは、あるが、今までゼウスの所にずーといて、新しい国ができたので移りますとは、言えないだろ」
「もし、いずれゼウスとアントリュウスが戦争になったらどうするの?」
「今は、どちらに着くかは決められない、今は、ゼウスの所を離れる理由がない、だがここともに戦いたくない、戦争にならないようにするさ」
アポロンは、ゼウス神殿に向かった。
黄金の翼の国では、完成御披露目会の準備をすることにした。
黄金の翼の国のコロシアムを作ることになった。
そこでは、闘技場としてだけではなく、コンサートや多目的に使えるように設計した。
黄金の翼の国のすべてを開拓し終わったら建国祭をすることにした。
アルテミスの国の神々のアルテミスの側近や慕うもの300人程が黄金の翼の国へ移住してきた。
建国祭は、アルテミスが仕切ることになった。
アリエルとウリエルが参謀として計画をした。
色々とみんなの意見を聞こうと声をかけ集まった。
イダスとキツネコが、いなかった。
アントリュウスがタヌキンナに「あの二人最近あまり顔を見ないけど何か特訓でもしてるの?」
「あの二人は、ピュトンとの戦いの後からよく隠れて特訓するようになってます」
「無理しなくてもいいのに、あんな強い怪物なんだからイダスやキツネコが戦わくても私がやっつけるのに」
「アントリュウス様のパーティーに入ってるのですから、助けてもらってばりだと、精神的につらいのですよ」
グレンがタヌキンナを誘った。
「あいつら、どんな特訓をしてるんだろう見に行ってみないか?」
アントリュウスも気になり、タヌキンナとグレンと一緒に見に行く事にした。
特訓していたのは山の奥だった。
魔素が浄化され、天界のオーラが強くなり、周りの植物は、生命力が強くなって綺麗な景色になっていた。
「いいところね!こんな強いオーラの所で綺麗な景色、特訓するには、最適ね」
「私達のオーラを消しましょ、どんな特訓をしているか気づかれないように覗きましょう」
とタヌキンナが言った。
そして、ゆっくり近づいた。
アントリュウスが、イダスとキツネコの強いオーラを感じた。
タヌキンナとグレンも感じとった。
タヌキンナが、驚いた。
「何!このオーラ!?今まで感じたことがない!いったいどんなことをすればこんなオーラが!?」
三人は、近づいた。
イダスとキツネコがキスをしていた。
アントリュウスがタヌキンナとグレンに
「し~っ、静かに!私達、帰りましょ」
「あの二人恋人同士なの?」
グレンは、全く知らなかった。
タヌキンナも知らなかった。
「キツネコちゃんは、人間が嫌いだから、イダスと付き合うなんて考えもしなかった」
アントリュウスが言った。
「ピュトンと戦ったとき、キツネコを助けに行って死んだからよね」
「確かに!そうかもしれないけどキツネコちゃんの仲間は、人間に生きたまま皮を剥がされ恨みが強いからイダスと付き合うなんて」
「生きたまま毛皮を剥がされた?人間ってそんな残酷な事をするの?」
「毛皮を作るとき大量のキツネを殺して毛皮を作るんですけど死ぬまで待てずに弱ってきたら生きたまま毛皮を剥がさすんです」
「そんな~、許せない、黄金の翼の国とフローラの国では、絶対に禁止して」
黄金の翼の国と天界の果ての傘下の国、フローラの国では毛皮の禁止が発令される事になった。
三人で話してるとイダスとキツネコが、やってきた。
アントリュウスがキツネコに抱きついた。
「お帰り!遅くなったけど毛皮の禁止令を出す事にしたわ!ゴメンね知らなくて」
「アントリュウス様!どうしたんですが?今日は、いつもよりお優しいですね」
「ええ!貴女かイダスと仲良くなったし、人間にも心を開いてくれる日がきたらいいなって思ってるの」
「私とイダスって仲良く見えますか?」
アントリュウスは、焦った。
「二人で一緒に来たからよ」
「イダスとは、神殿の中で、会ったから二人でこの部屋に入って来ただけなんですけど」
イダスとキツネコは付き合ってることを回りに知られないように山からは、別々に帰ってきた。
タヌキンナが話しに入ってきた。
「キツネコちゃん!イダスとは、結婚するの?」
周りは、タヌキンナの発言で異様な雰囲気になった。
グレンは、タヌキンナの発言を見て、神らしいと思った。
周りの事を気にしないで思った事をストレートでそのまま、アントリュウス様やヒューイ様のように周りの事を気にする神もいるがタヌキンナのような神が多い事を天界に来て色々な神を見て知った。
キツネコが、タネキンナに言った。
「イダスは、人間よ!結婚しても、寿命が短いからすぐ死んじゃうわ」
「イダスが神になれたら結婚するの?」
「ええ、イダスに言われたわ、俺は、絶対に神になるから神になれたら結婚してくれって」
イダスが、顔を真っ赤にして
「おい!キツネコ、それは、みんなに言いふらすことじゃないだろ」
「何で言っては、いけないの?」
「恥ずかしいだろ」
「私に、結婚してくれと言ったことが恥ずかしいの?」
神には、プロポーズの言葉とか存在しないのか!?
「人間は、恥ずかしんだよ」
「早く神になりなさいよ」
「神になっても恥ずかしいよ」
急いでパネース様の所へ連れて行けば蘇生できる。 アルテミスは、アントリュウスの所へ走りだした。 だが、兵士達がアルテミスを止めた。 アルテミスは、怒りの表情で「何をする!試合は、終わっただろ」「いえ!まだ試合は、終わってません、神の死とは、消滅するまでです!アントリュウス様は、ギブアップをしていません」「何だと!ゼウス貴様〜~!」 アルテミスは、ゼウスを怒りの形相で睨みつけた。 殺気のオーラを込めて兵士に向かって言った。「死んだ者がギブアップを言えるかー!アントリュウスは死んだ、そこをどけー!」 兵士達は、アルテミスの殺気のオーラに恐怖を感じた。 そこへミカエルが飛び込んだ。 怒りで兵士達を殴り倒した。 ガブリエルとラファエルが、結界を破りにかかった。 ゼウスの警備の兵士が次から次へと出て来た。 黄金の翼の警備の兵士と戦いになった。 タヌキンナとキツネコが観客席から飛びだした。 ゼウスは、アントリュウスを恐怖で脅えた目で見ていた。 ゼウスは、大量の血を流していた。 この防具と剣がなかったら死んでいたのは、私のほうだ。 危険だ転生してきたら今度こそ私を殺しに来る。 ゼウスは、アントリュウスに近づき手の平を向けた。 黄金の翼の神達により結界を破りアルテミスは、アントリュウスの近くまで来たが、更に結界が張ってあった。 ここまでやるのか! アルテミスの目の前でゼウスがアントリュウスを消滅させようとしていた。「やめろ、やめろ〜!アントリュウスを消滅しないで!私は、何だってお前の言う事をきく、だからアントリュウスを消すな~~!」 だが、ゼウスには、アルテミスの言葉に耳を貸さなかった。 アントリュウスに呪いをかけ消滅させる事に全神経を集中させていた。 アルテミスの目の前でアントリュウスの二つの翼が抜かれた。 衣服と剣を残してアントリュウスの姿が消滅した。 アルテミスは、怒り、怨み、悲しみが湧き出し大きな声を出して泣いた! うわああああああぁぁぁぁぁぁ~~~~~~っ! 綺麗なアルテミスの顔が鬼の形相になり泣きながらゼウスを睨みつけた。 ゼウス~!お前を殺してやるっ!お前を絶対許さん! アルテミスは、泣き続けた。 タヌキンナは、大きな声で泣いた。 キツネコは、アントリュウスとイダスを失い絶望した。 ドラゴは、
会場にいた観客全員、アントリュウスが消滅したかに見えた。 タヌキンナが魂の繋がりを感じた。「アントリュウス様は、死んでない!」 雷霆から放たれた光の中からそれ以上に輝く光が現れた。 雷霆の光の中から現れたその姿は、黄金の翼が一際輝きを増した、女としての本当の姿の女神アントリュウスだった。 女としてのアントリュウスに会場中、ゼウス陣営までも魅了された。 神々は、口々に言った。「これ程、美しい女神は、見た事がない!」 女性の神々からも「女の私達から見ても惚れてしまうわ」 アポロンもその美しい姿に魅了された。 フローラなのか!? アントリュウスは、全ての力を出す為変身に使っていた神の力も解除し完全な女神アントリュウスとして現れた。 ゼウスは、その姿を見て「アントリュウス!私の妻にならないか?」「ぬかせ~!お前を殺してやる!」 アントリュウスは、怒りは、頂点だった。 こんなに腹を立てたことは、生まれてから今までなかった。 アントリュウスは、怒りで発した巨大なオーラと呪いを剣に注入した。 完全にゼウスを殺す気になった。 アントリュウスの女性の姿での戦いに、嫌らしい目で見る者はいなかった。 美しい女性に魅了された目で向けられた。「ゼウス!続きを楽しもう!」 アントリュウスは、ゼウスに斬りかかった。 ゼウスは、アントリュウスの剣を交わして剣を肩に突き刺した。 アントリュウスの肩から血が流れた。「ゼウス!凄いよまさか今の剣を交わして刺してくるなんて!だが肩では、恐怖を与えられないよ」 アントリュウスの肩の傷が治っていった。 ゼウスが驚きの顔を見せた。 何故簡単に治る!私の呪いをかけて刺したのに、まさか既に私より神の力が上だというのか!? ゼウスは、神の王としてのプライドがあった。 何があっても負けるわけにはいかない! ゼウスは、必死になって戦った。 神々は、ゼウスは、圧倒的強さを持つ神として余裕の戦いで勝つ姿しか知らなかった。 ゼウスは、必死になった分、本来の力より増した戦いになった。 お互いの剣が、激突した。 ゼウスは、アントリュウスの剣をしのいでいたが体中にかすり傷を受け血が流れていた。 アントリュウスの剣にゼウスは、防戦一方になった。 誰もがアントリュウスの勝利を確信していた。 神の王の世代交代!
ゼウス側の応援席の神達が動揺した。「笑ってる!ゼウス様の今の攻撃を受けて!」「普通逃げだすだろう、それなのに笑いながら向かって行くなんて」 ゼウスは、焦った。 何故だ!何故斬れん!? この世界の全ての物を斬れる剣、この剣ならば奴の注いだオーラまで斬れるはず!この剣に私の最大限のオーラを注いだ。 今のでアントリュウスの剣と体は、斬っていたはずだ。 アントリュウスが微笑ながら近づいて行った。「ゼウス、楽しもう!今までで戦った中で一番凄いオーラだ!この超越した感覚、私をもっと楽しませろ!」 アントリュウスの翼が一際強く輝いた!ダイヤモンドを散りばめたような輝きを発した。 アントリュウスは、ゼウスとの戦いのオーラと迫力、今の攻撃で死を予感させられ芸術性を感じワクワクし、楽しくなっていた。 アントリュウスが斬りかかった。 ゼウスが、剣で受けたがアントリュウスの剣の威力が強く、ゼウスが地面を引きずるように後ろに下がった。 何だと!この威力!この剣でもアントリュウスを斬れんというのか? アントリュウスは、ゼウスを一方的に攻撃した。 ヒューイは興奮した。「ゼウス!アントリュウス様の本気は、こんなもんじゃないぞ!お前は、今日何度も死の恐怖を味わう事になる」 ヒューイは、嬉しそうに笑った。 アントリュウスがゼウスの心臓を刺した。 ゼウスは、吹っ飛んだが刺された心臓は、生地の防具とオーラによって守られた。 ゼウスの傘下の神々がアントリュウスの強さに驚いた。「ゼウス様が押されいる」「こんなゼウス様を見る事になるとは、思わなかった」 この防具でなかったら殺されていた! ゼウスは、焦った。 アントリュウスは、戦いに酔った目をしていた。「ゼウス!お前の力は、こんなものじゃないだろ!本気を出せ!私をもっと楽しませろ!」 そう言ってゼウスの首に剣を突き刺した。 ゼウスは、オーラを使い防いだが剣の先が首に刺さり血が噴き出した。 ゼウスが逃げ10メートル程、後方にさがった。「おのれ~!アントリュウス貴様、簡単には、殺さん!死の恐怖を味合わせ続けてやる!」 ゼウスがオーラを使い首の傷が治っていった。 アントリュウスは、それを見て、薄笑いを浮かべた。 ゼウスの回復を待った。 ゼウスを恐怖と怒りにより覚醒させて楽しもうとした。 そして見
天界のコロシアムに着いた。 神竜を見て、神々が騒ぎだした。 コロシアムに入ろうとしたところゼウス側の警備員に止められた。「この試合の規則で危険物の持ち込みは禁止です」 タネキンナが怒った。「ドラゴを危険物!確かに危険物だけど、ドラゴは、アントリュウス様の子供の地位を持ったペットよ!」「神竜をペットということは、認められません!周りの神を食い殺します」「ドラゴは、私の弟でもあるのよ!私が暴れないようにする」「周りの神々を見てください!怖がってる神もたくさんいます!今日は、親善試合の日です周りから恐怖を感じさせる神竜は、危険物として入場させられません」 ドラゴは、コロシアムに入れなくなり離れたところで待機する事になった。 コロシアムに観客が入場し!アントリュウスとゼウスの入場が始まった。 アントリュウスが、アルテミスと3人の銀の翼が付き添い、闘技場に出てきた。 ゼウスは、オリンポスの神や従者を従え闘技場に出てきた。 付き添いの神達は、セコンド席に着いた。 ゼウスとアントリュウスが闘技場の中央に立った。 闘技場に結界が張られた。 ゼウスの防具も生地の防具だった。 お互いの神のオーラが激突してコロシアムが揺れ、最強頂上決戦のオーラに観客達が興奮した。「アントリュウス!ここまで成長しているとはな!私を倒して神の王になりたいか?」「まだ、そんな事を言ってるの?王になる気はない!だけど貴方を倒さないと弱い神や人間を殺す!だから倒す!」 ゼウスが剣を抜いた。 ヘパイストに作らせたこの世界の全ての物が斬れる剣、この剣であればオーラや魂まで斬れる! アルテミスは、その剣を見て恐怖を感じた。 アダマスの鎌ではなく剣!?アダマスの鎌以上の武器なのは、確かだと思った。 その剣を見てアントリュウスは、危険を感じ剣を構えすぐに戦闘モードに入った。 ゼウスは、試合が始まり最初の一撃で仕留めるつもりで、速攻でオーラを注いだ。 ヘパイストが作った剣にゼウスのオーラを注ぎ斬りかかった。 あまりの剣の速さにアントリュウスが斬られたと思われた。 アントリュウスは、反応して剣で受け止めた。 あまりの威力にアントリュウスは30メートルほど吹っ飛んだ。 ゼウス側の観客はゼウスの強さを確信した。「やはりゼウス様!圧倒的な強さだ!」 アントリュウスの
試合の前日タネキンナとキツネコが、黄金の翼の国へ帰って来た。 グレンが「イダスは来ないのか?」と聞いてきた。 キツネコが「イダスもこの試合見に来たかったんだけどアガルタとセーシェルが戦争を始めたの!アガルタの兵士がフローラの国の近くまで来てるからイダスが残る事になったのよ」 翌日になり黄金の翼の国では天界のコロシアムに向かう準備をしていた。 アルテミスは、アントリュウスに付き添って先に向かった。 グレンとタヌキンナとキツネコは、ドラゴに乗って天界のコロシアムに向かおうとした。 フローラの国から神の使いが来た。 使いの神が、キツネコの所にきた。「キツネコ様!ご報告があります!」「私に?」 キツネコは、嫌な予感がした。 グレンが使いの神に「何だ!俺達に関係ない事ですか?」「関係なくは、ありませんが⋯」 使いの神が全員に報告する事にした。「イダス様がお亡くなりになりました」 キツネコは、呆然とした。 イダスが死んだ⋯「どう言う事だ!」 グレンが言った。「昨日の夕方アガルタの兵士がフローラの国の近くに来たので戦いになりました!敵の兵士の中に魔人が多くいたのです」 人間の中に神に近い力を持つ者がいた。 神ではないので、人間扱いとされ戦争に加わって人間と戦うことに条約違反にならなかった。 どの国でも魔人の育成に力を入れていた 魔人は、戦いで手柄を多くたてていた。 フローラの国の神も強い神はゼウスとアントリュウスの試合でゼウスが怪しい事をした場合ゼウス軍と決戦になる。 コロシアムに向かう強い神達は、黄金の翼の国に来ていた。 フローラの国には、弱い神しかいなかった。 イダスとグレンのことを魔人と呼ぶものもいた。 タネキンナが神の使いに聞いた。「イダスの遺体は?」「まだ戦争中で近よれません」 キツネコが「今日は、アントリュウス様の試合の日、アントリュウス様に何かあったときこちらでも戦争になるわ」 タネキンナがキツネコを安心させようとした。「キツネコちゃん大丈夫だよ!アントリュウス様だったら蘇生させられるし、肉体だってアントリュウス様だったら探せるよ!」 グレンが不安そうな顔をした。「肉体がバラバラだったら?」 グレンは、親友のイダスの蘇生が心配だった。「肉体が少しでも残っていればその細胞からイダスのクローン
試合前の調整が終わり新たな剣を貰った。 そして防具は、布製の衣服だった。 この布製の防具であれば戦っていてもスピードを落とすことが無く体に負担がかからない ミカエルが言った。「この世界に何でも突き刺せる剣とどんな剣でも通さない防具、その剣で防具を突き刺したらどうなると思います?」 アルテミスがその言葉に口を挟んだ。「使う神の力によって変わるわよ!それに剣なら突き刺すとき使う力とスピードを速くすれば威力を増すわ!その剣を使ったって、使う神によって威力が違うでしょ、それに防具は、神のオーラを増せば強力になるわ」 ミカエルが、詰まらなそうな表情をした。「アルテミス様のおっしゃっるとおりです」「貴方!試してみたんでしょ!」 ギクッ「アルテミス様も心が読めるようになったのですか?」「読めないわよ、貴方の性格が、わかってきたのよ、それで試した結果は?」 ミカエルは、話しをやめようと思ったが結果を話す事になった。「剣先が折れ防具がへこみました」「そうでしょうね」 アルテミスが澄ました顔で言った。 ミカエルは、アントリュウスの凄さを改て知った。 よくこの女房を可愛いと言って楽しそうにいられるものだと アントリュウスがミカエルの心を読んでしまった。「アルテミスは、怒った顔も可愛くて好きなの」 その言葉にアルテミスが嬉しそうにアントリュウスにくっ付いた。「アントリュウス様、剣と防具は、厄介です!くれぐれも油断しないように」 パネースが、アントリュウスに「危なかったらすぐギブアップするんだぞ、まだお前は、完全に成長したわけではない、天界の果ての守り神だとしても構わん、すぐギブアップしろ」「天界の果ての守り神がそんなに簡単にギブアップしていいの?」「構わん、負けたらここに戻ってきて10年私が技を教えて鍛えてやる!リターンマッチは、ここでやろう、天界の果てのコロシアムを新たに作ろう20万人入るコロシアムにしてゼウスの公開処刑にする」「お父さん!私に負けてほしいの?」「そんな事はないが、ゼウスは、何をしてくるかわからん、絶対的な王だ!まだ隠してる能力があるかもしれない、危なかったらすぐギブアップしろ」 アルテミスが言った。「ゼウスについては、娘の私が詳しいわ、だいたいの事は、アントリュウスに話してます」 パネースがアルテミスに「
翌日、ダルマンは、伯爵に指示をし、100人の兵士を連れて村にやって来た。「フローラと荷物を運搬していた50人を殺人容疑で逮捕する!」 フローラは伯爵の前に来た。「村の人達は、誰も殺してないわ!あの盗賊が私達を襲ってきたから私1人で全部殺した」 フローラは、伯爵を睨み付けた。 伯爵は、ビビりながら「フローラ!お前が殺人犯として逮捕されるなら村人達に用はない!もし、お前が逆らうのであれば、その村人達も共犯として連行する」「この人達は、何も悪くない襲われた被害者よ!あなた達が襲わせたんでしょ!?」 伯爵を睨み付けたが、ここの兵士達も悪い人ではないのはわかっていた。 戦うのであれ
ダルマンの直属の男爵の2人は、頻繁に村に訪れフローラに高価な贈り物を持ってきて勧誘を続けた。 フローラも困っていた。 何かあったら強力するとしか言えなかった。 フローラは、月に一度、三泊四日でこの街に訪れようになった!そのうちに1日だけは、治療ではなく街で遊ぶ日だった。 アントリュウスは、街のガイドブックを手にフローラの付き添いをしていた。 フローラは、街の美術館や公園、建造物に興味を持っていた。 何よりの楽しみは、この街の音楽家達との演奏会でした。 フローラが、この街に来るようになり1年が過ぎた。 フローラは、この街の音楽家とよく演奏会に出演した。 天気がいい
朝になり、村の人達と買い出しをしているとそこに5人の騎士を連れたダルマン辺境伯がフローラの姿を見て話し掛けてきた。「美しい翼ですね!あなたの噂は、この街まで届いてますよ!」「おじさん!誰?」 辺境伯におじさんと言ったフローラに騎士達は、相手が女神なので注意をするべきか迷っていたが、誰も何も言えず辺境伯の顔色を見ていた。 辺境伯は、神であり天界では、それほど強い神ではなかったが人間界に来ると神というだけでたくさんの貢物が貰える為、王家に取り入りこの街と村を領土として任され半神半人の1人を伯爵、2人を男爵にしていた。「私は、神です!ゼウス様に使える者!名をダルマンと申します」「私は
フローラは、村の人達の病気や怪我をした人の治療をした。 腰痛や肩こりの人も集まってきた。 村に医者は、1人しかいなくて病気になると街までいかななくてはならなかった。 薬も高価で買えなくて病気で死ぬ人もいた。 フローラは、重症の患者も治してしまった。 お医者さんまで治療した。 畑には、神の生命エネルギーを与え農作物は豊かに実った。 村の人達が喜ぶ顔を見て嬉しくなり村に良く顔を出していた。 フローラが村に来る一番の楽しみは、ルミアにハープを教わることでした。 村に来て1年が過ぎた。 フローラは覚えが良くルミアより上手くなっていた。 村の人達はフローラに何かプレゼントをしよ